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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第8章 違う人と任務




「伝説の大鯰の君に、どうか力を貸してほしい」


「ちから?」


「私は呪霊を仲間にする事ができるんだ。どうだろうか、私の仲間にならないかい?」


夏油くんの呪霊操術は、降伏させた呪霊を体内に取り込んで使役する術式。


なまちゃんの本来の姿や呪力を考えれば、ぜひとも手札に加えたい好条件の呪霊なのでしょうね。


「んー…」


なまちゃんは悩んだような顔で、うんうんと唸っている。


「やだ!ぼく、寧々おねえちゃんのなかまになる!」


「ごめんね、それは無理なのよ。私は呪霊を操ることは出来ないの」


それに今…私となまちゃんの間に主従関係が発生してしまえば、夏油くんは金輪際取り込めなくなる。


ずっと一緒に居たいと言ってくれたからこそ、夏油くんの配下についた方が長く一緒にいられる。


そこを理解してくれるかは難しいけど…


「ぼく…寧々おねえちゃんといっしょがいい」


「困ったな…そうだ、寧々ちゃんに取り憑けるかい?」


そっか、なまちゃんが私に取り憑くって方法もあるのね。


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