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【黒子のバスケ】Assistant story

第3章 宮地清志の悩み


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「藍沢は強敵ですよ」



「何真ちゃん、恋愛系の話に口出すなんて珍しいじゃん」



「別にそうじゃないのだよ」



緑間は腕組みをすると話始めた



「今までアイツを餌付けしようとした奴等は居たがその努力虚しく崩れ落ちたという話だ」



「へえ?顔に似合わず男の扱い雑って事?」



「いや、純粋に好意を持たれてることに気付かないのだよ」



え?それって単なる馬鹿じゃね!?
普通そこまでされたら気付くだろ!?



「アイツに恋愛という概念は無いに等しい。みんな友達故に友達としての付き合いしか出来ないというわけなのだよ」



「じゃあ今までに付き合った奴の数は…」



「ゼロだ。」



しーん…………



静まり返ったその場は何とも言えぬ空気が漂った。



「あ、あー…ごほん。俺は別にそういう感情があって菓子をやってるんじゃねえ。いいか、捨て猫に餌をやる奴等と同じ心境だ!それ以外ないからな!」



「「宮地さん………」」



何だその目は。その哀れんだ目は!轢くぞ!!



「俺らも全力でサポートしますわ。ファイトっす」



「俺は知らないのだよ」







前途多難。でも俺は恋愛感情を持っているわけではない。
ただの犬だ、アイツは




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