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《赤井夢》Happiness{R18}

第59章 一泊 ✴︎


翌朝ー…




『ん…あれ、朝…?』

「起きたのか…おはよう。」

『え…赤井さん…?』




目を覚ますと窓の外はもう明るくなっていて
隣には私と同じようにバスローブ姿の赤井さんが
寝起きの私を見て微笑んでいた。




「電話を終えてここに来たらお前爆睡していたからな。
あまりにも気持ち良さそうだったんで起こさないでおいた。」

『そうなんだ…、ごめんね…?
せっかく泊まりに来たのに、私先に寝ちゃってて…』

「疲れていたんだろう?気にするな。」

『でも…』




もう少しこのスイートルームを赤井さんと満喫したかったな…


今日は朝食を食べたら米花町に帰るし
もっと2人きりの時間を楽しみたかったのに、まさか寝ちゃってたなんて…



「そんなに落ち込むな、
それとも…寝る前にまた抱いて欲しかったのか?」

『!?違うよ!そうじゃなくて…!!』

「工藤邸に帰ったら、また沢山可愛がってやる。」

『っ、だから違うってばー!!』



…また私のこと揶揄って楽しんでる。


でも楽しそうに笑う赤井さんを見るのは好きだから
嫌だなんて思わないんだけどね…




「もう少ししたら朝食の時間だ、変装してくる。」

『うん…分かった。』




もう昴さんに戻っちゃうんだ…


変装しないといけないのは分かるけど
やっぱり赤井さんの素顔が見れなくなるのは少し寂しいな…。



「おい…そんな顔をするな。」

『っ、ご、ごめん!じゃあ私も着替えとかしてるね!』



寂しい、って思ってるのが顔に出ちゃってた…


申し訳なさを感じながらベットから起き上がろうとすると
赤井さんは私の体を押し倒した。




『っ、あかいさ……んんっ!』



驚いているとキスで口を塞がれて
赤井さんの舌もすぐに入ってきた。



『ふ…ぁっ……ンッ…』



舌を絡めながら甘いキスを繰り返して
しばらくすると赤井さんは唇を離した。




「今はこれで許してくれ。
俺も素顔のままお前と一緒にいたいと思っているんだ。』


『うぅ……、ずるい…』



そんなこと言われたら我慢するしかないじゃん…

でも朝から甘いキスが出来たのは嬉しくて
寂しい気持ちを押し殺すことは出来た。




その後、私達は身支度を整えてから
ホテルの豪華な朝食バイキングを楽しみ、米花町に帰ってきた。


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