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《赤井夢》Happiness{R18}

第59章 一泊 ✴︎





スイートルームの部屋に入ると
リビングルームにはコーナーソファーが置かれていて
大きな窓からは東京の夜景が一望できるようだった。



『うわぁ!昴さん見てみて!
すっごく綺麗な景色だよ!!』



部屋から真っ直ぐ走って行き窓に近づくと
とても綺麗な夜景が目に飛び込んできた。


33階の最上階であるこのスイートルーム…

以前横浜で昴さんとデートした時に見た夜景と
同じくらい綺麗で私は興奮状態だった。



『あ!あそこにあるのベルツリータワーだね!
すごーい!ライトアップされてるー!』


窓の外を指差しながら昴さんの方を向くと
すでに変装を解いている素顔の赤井さんが私のすぐ側に立っていた。



『っ、あ…変装はもういいの?』

「ああ。荷物も運んでもらってあるし
先程のワインも机の上に置いてあったからな。」


『そ、そっか…』



どうしよう……

スーツ姿の赤井さんめちゃくちゃカッコいい…!!


それは思っていた通りで
いつの間にかニット帽を被っていたけど
それでも最高に似合いすぎてて眩暈がする。



『え、っと…、
あ、赤井さんも見て!夜景綺麗だよ!』



恥ずかしさを誤魔化すように再び窓の外に目を向けていると、赤井さんは私の後ろに回っていた。



「確かに綺麗だ……だが夜景よりも…」

『?…ぁ…っ…』


ギュッと包み込まれるように背後から抱き締められると、赤井さんは私の耳元に口を寄せた。




「俺にはお前の方が綺麗で眩しく見える。」

『っ!!』



媚薬のような赤井さんの甘い声…。


囁かれるように耳から入ってくる低音の声は
私の体を一気に熱らせた。




「美緒…好きだ。」

『私も…赤井さんが大好き…っ、ん…!』



気持ちを言葉にして顔だけを横に向けると
後ろから赤井さんにキスをされた。


『は…ぁ…っ…んんっ…』


キスは少しずつ激しさを増していき
赤井さんの舌が私の舌と絡み合って
私達以外誰もいないこの部屋には唾液の混じり合う音が響いていた。



「美緒…」

『っ、ん…あかいさ…』



唇が離れ、至近距離で名前を呼び合うと
赤井さんは剥き出しになっている私の肩に手を這わせた。





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