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【鋼の錬金術師】紅の幻影

第15章 ダブリスの獣たち








イズミさんは最初こそ「ホムンクルス」という単語に半信半疑だったが、私やアルフォンスくんの様子を見て、それが嘘ではないと信じてくれた。

「なんだよ。おまえ肉体を取り戻したいのか?その身体便利でいいじゃん」
「いくない!!」
「なにを善し悪しとするかは個人で違います」
「そいつボコって秘密を吐かせりゃいいのね」
「そうですけど、できれば穏便に……」
「うわー!!師匠ケガひどいよ!!無理!!無理!!」
「そーだよ。俺、女いたぶるのいやだし。俺はこいつの魂の錬成とやらを知りたいだけだ」
「そんなもん知ってどーすんのよ!」
「もう面倒くせぇや。グリードさん、この女斬っちまいましょ……」
「それは許しません!!」

地下室が一気に騒がしくなる。
できれば穏便に話し合いをしたいのだが、話がどんどんややこしくなっているような気がする。

「ああもうゴチャゴチャと!!つまりこうだ!!」

痺れを切らしたグリードが、アルフォンスくんの頭を置いた。
何か危害を加える様子はないが、最悪のケースを考え私は拳銃に手を掛ける。







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