第3章 追憶
沖矢said
少女と博士は声を荒げて慌ただしく名前の状態を確認していた。
沖矢「博士、どういう事ですか?」
阿笠「恐らくあの子はデバイスとサーバーの間に閉じ込められる事になる。ウィルスとして排除されるよりも前に彼女を見つけ出さねばならん。」
沖矢「記憶を保存出来るデバイスという機能だけではなかったのですか?」
阿笠「記憶は五感と連結させてなければ呼び起こせんのじゃ。五感と共に保存されるデータは無意識であってもおもい呼び起こす事ができる。記憶の図書館のような膨大なデータであってもな。それが保存出来るデバイスを提供したかったんじゃ」
灰原「次のウィルススキャンまで1時間よ!急いで博士!」
沖矢「内側から彼女を見つけ出し、安全な場所まで退避させられたら彼女の意識は戻せますか?」
阿笠「もちろんじゃよ。あの子が付けているデバイスは壊れていたんじゃ、まさかそれを着けるとは」
灰原「内側からって貴方、まさか」
沖矢「御2人は外から探して下さい。見つけたら知らせられますよね?私は内側から探します。」
阿笠「通信機能をリンクさせよう。…これで聞こえるか先ずテストしてくれんかの?君にまで何かあったら…」
沖矢『通信良好ですか?』
灰原『聞こえているわ。此方の声は?』
沖矢『良好です。では、早く始めましょう。名前を見つけて戻ります。』
ソファに座り、シェアリングを開始した。
ーー潜在意識を引き出しますーー
ーー完了ーー
ーーようこそ、アンダーワールドへーー
.