第12章 半年経ちました。
「はぁっ……はぁっ……しょ、おくん……もぅ、イイでしょ///」
「ダメ、まだ解んない……」
浮気したかどうか確かめてと言った僕を
翔くんは、狂った様に何度も抱いた
初めは
他の男の痕跡を探すように
その後は
ひたすらに自分の存在を植え付けるように
何度も何度も
僕を抱いた
全身全霊で愛してるって言われてるみたいで
凄く嬉しかったんだけど
いい加減カラダが悲鳴を上げて
僕はとうとうネを上げて
翔くんにもう止めてと懇願した
「解らないコトないでしょお///…浮気したかどうかなんて、最初に挿れた時に解るじゃん!////」
「いーや、解らない!後3・4回はやんないとダメだな!///」
「嘘でしょう!?////」
もう腰が限界だと訴える僕の口を、翔くんの優しいキスが塞ぐ
「ダメ……まだ足りないよ……智くんが俺だけのモノなんだって、納得が行くまで………抱かせて?///」
「………もぅ////」
真剣な顔して可愛い我が儘を言う愛しい人を抱き締めて、僕はため息混じりに呟いた
「面倒くさいから、どっかに書いておいてよ………コレは、櫻井翔のモノです、って////」
「……うん、そうする////」
「あぁっ////」
翔くんは、嬉しそうに笑うと
足の付け根にキツく吸い付いた
「……毎日ココに印をつけるよ……コレは、俺のだよ、って///」
「うん………付けて
……一生消えないように……ずっと毎日ね?////」
「……智」
「……翔」