第12章 半年経ちました。
「……////」
「どんだけ俺が智くんのコト好きだと思ってんの?
俺、こう見えてすんげーシツコイんだぞ!
絶対絶対ぜぇーーったい!
別れてなんかやらないんだからな!!////」
「……どうして、僕が翔くんと別れなくちゃならないの?////」
僕は、指でビショビショになった翔くんの頬を拭った
「だって、智くん松岡さんと……」
「僕、浮気なんかしてないよ?だいたいもう、松岡さんなんか好きじゃないし……てか、だいっ嫌い」
「え」
僕はキョトン顔の翔くんに、濃厚な口付けを仕掛けた
「…仕事を紹介してやるからって呼び出されて……犯されそうになった」
「え゙」
キスを続けながら、ポカンとして僕にされるがままの翔くんに言う
「ギリギリ未遂だったの……慌ててたから、下着履いてくる暇が無かったけどさ」
僕は、翔くんの手を自分の股間に誘導した
「あ////」
「ね?解る?……下着、履いてないでしょ?」
「さ、智くん…///」
自分の股間に翔くんの手を押し付けたまま、僕はズボンを脱ぎ捨てた
翔くんの手に、剥き出しになった僕が直に触れる
「……本当に、未遂だったかどうか………翔くんのカラダで、確かめて?////」