第12章 半年経ちました。
「さぁああとしくぅううーーーんッ!!!////」
「………え////」
泣きながら抵抗する僕に、松岡さんのモノが押し当てられた正にその時
表の方から、大きな叫び声が聞こえた
「さぁああとしくぅううーーーんッ!!居るんでしょおぉおおーーーッ!!迎えに来たよぉおおぉおーーーッ!!!////」
「な、何だ!?(汗)」
流石の松岡さんも、コレには驚いたのか、僕を拘束した腕が緩んだ
(今だッ!!////)
「えいっ!!///」
「うわっ!」
僕は渾身の力を込めて、松岡さんを突き飛ばした
中途半端にズボンを下げた状態だった松岡さんは、バランスを崩して直ぐに起き上がる事が出来なかった
僕はその隙に素早く口でネクタイを手首から外すと、床に落ちていた自分のズボンを拾って、急いで身に付けた
「ま、待て大野っ…」
「松岡さんのバカっ!こんなコトする人だと思わなかったよ!////」
「待ってくれ、もう一度話を…」
僕は、情けない顔して、情けない格好で僕を見上げる松岡さんに向かって、思い切りべーって舌を出した
「待たないよーだ!松岡さんなんかもう、だいっ嫌い!!////」