第12章 半年経ちました。
(このお兄さんを突破すんのは至難の業だな…と、なると…)
「…ふぅ〜〜〜////」
俺は思い切り息を吐くと、限界まで息を吸い込んだ
「さぁああとしくぅううーーーんッ!!!////」
「Σ!!!」
いきなり大声で叫び出した俺を、ガードマンのお兄さんがガッチリと取り押さえる
でも、俺は構わずに叫び続けた
「さぁああとしくぅううーーーんッ!!居るんでしょおぉおおーーーッ!!迎えに来たよぉおおぉおーーーッ!!!////」
「お静かに願います!!」
「智くん智くん智くぅうううーーーんッ!!
好きだぁあああーーーーッ!!!
愛してるよぉおおぉおーーーッ!!!!////」
「や、止めないかッ!!(汗)」
「止めませんッ!!止めませんともさッ!!!////」
俺はガッチリ羽交い締めにされながら、声が枯れる程に叫んだ
「智くぅうううーーーんッ!!!
かむぶぁああーーーーくッ!!!!////」