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D.World.

第19章 “漆黒”











安室said

食べ終えると少しして携帯が着信を知らせた。

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準備はできたかしら?
ーーーーーーー

ベルモットからだ。
短く返信し、目の前に居る彼等に告げる。

彼等はそれを聞くと顔色を変えた。

再度、ベルモットの知らせで何処に向かうかを知らされる。
いつと知らされないこの場合、ベルモットの迎えは不必要で今日指定場所に行けという事だ。

ポアロをcloseにして鍵をかける。
沖矢昴はコナン君と自車で移動。先導する形で彼等の前を走った。


指定場所に着き車を降りると彼女の姿をよく観察した。彼女は白いベルトにショットガンを通し、ズボンの後ろポケットに持ち手を入れて支えているようだ。大きいサイズのパーカーで外観は物騒なものを持っているようには見えない。
コナン君達の姿は見えず、距離を取っているのだろうと察した。



「随分早いじゃない?バーボン」

「いつと言われなかった時点で、急ぎである事は分かっていますよ。不都合でしたか?」

「いいえ?ただもう少し、何か細工するんじゃ無いかと思っていただけよ。」

「かなり僕に懐いてくれていますので必要無いかと。」

「あら、意外ね。この間は私と彼女の会話に置いていかれてたじゃない?」

「まるで知り合いのように話されたので。まぁ、その後じっくり話を聞かせて貰いましたが。」

「へぇ?…こっちよ」


頭を軽く動かして、動けと催促するベルモットの後を追う。
倉庫内の一角に入ると其処には黒の組織のメンバーがいた。
入口を通ってすぐの所で彼女はキールに近付き顔を見ながらシャツの間にカードを差し込んでいた。キールはそれに気付くが周囲に悟られない様にしている。

その間はとても短く、連れて来られた彼女がドアの内側に居たキールに驚いて振り向いた程度にしか見えないだろう。

だがキールは彼女の胸倉を掴み突き飛ばした。
彼女はすぐに顔を上げ体勢を戻す。
一見してキールが喧嘩を売られそれに応戦した様に見える状況へ変化した。


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