第6章 貴方って
そこに居るのは、蘭ちゃんと園子ちゃんと…ボーイッシュな女の子の三人組。
やっと初めて蘭ちゃんと園子ちゃんのコンビを見れて嬉しいけれど、怪しまれないように見るのは程々にして...
あの子は誰だろう...私が見ていた時には出てきてないし、最後に見た映画にも居なかったはず。
きっと私が見なくなってから出てきた子なのだろう
「「いらっしゃいませ!」」
零が蘭ちゃん達の元へ。
「安室さん、こんにちは!」
「こんにちは、今日は学校終わるのが早かったのですね」
「はい、授業は午前中だけだったんです」
「それで通り掛かったら珍しく世良ちゃんがポアロに来たがってて〜」
「へえ、...君が?それは嬉しいですね」
「えっ? あ、あぁ。ま、まあボクお腹空いちゃってさあ!」
蘭ちゃんと園子ちゃんは見ていた時のまんまで、今どきの女子高生って感じが微笑ましい!
けど、安室さんとショートの子は何だか少しぎこちなさが伝わってくるというか...
今もなにか誤魔化した?
この二人にも何かあるのかな?
って。あまり見ない様にしようと思っていたのについ見すぎちゃった...!
三人と目が合ってしまって
蘭ちゃんは不思議そうにしてて、園子ちゃんはニコニコしながら安室さんに何か耳打ちしてるし、ショートの子は...
私の事をまるで凝視するかの様に見ている。
気を悪くさせちゃったかな...