第5章 交差
お昼に確認した時同様、安否確認や何処に居るのか等。
別の世界から来た私がこれだけ連絡を返さなかったら、100%信頼されてる訳も無いし心配されるのも当然だよね。
それは分かってるんだけど、もしかして沖矢さんと付き合ったら…
こんな感じなのかな?
それが少し嬉しかったり…
エレベーターに乗って沖矢さんに寝ていたと言う報告メッセージを送る。
『これでよし』
自分のしている事がまるで浮気を隠す人にも見えてしまって
何とも言えない気持ちにもなる。
零との時間は凄く楽しくて、心には安らぎが出来た。
ただ、やっぱり今会いたいのは沖矢さんで…
零との行為中も沖矢さんが頭から離れる事は無かった
沖矢さんの匂いも恋しい
彼の匂いに包まれてキスがしたい。
そんな不純な事を考えながら30階に到着してエレベーターを降りる。
この不純な感情が早く何処か行って欲しい気持ちもあって、部屋に戻ったらシャワーを浴びて直ぐに寝ようと思っていたのに…
「おや、みなみさん。奇遇ですね」
どうして…
私が今一番会いたい人がここに…