第5章 交差
同じタイミングで果てて、お腹の上に零の白濁が放出された。
『はぁ…はぁ…零…』
「みなみさん…ごめん」
『はぁ…は…ううん…大丈夫だよ』
零の言うごめんとはつまり、付けなかったと言う事だろうけど…
もし他の意味があるのなら… いや、あって欲しくない。
お互いに汗ばんだ体で触れるようなキスをして、横になって抱き締め合う。
「みなみさん…貴方は本当に…魅力的すぎるよ」
そう言いながら笑う零が少し愛おしく感じてしまって。
『零だって…ほんとに…凄いんだから…』
もうほんとに。今日で全てにおいて凄いと感じた…色んな意味でね
優しく髪を撫でてくれる今の零からは、さっきの様な悲しい感情は読み取れなくなっていて安心した。
けど少し、ほんの少しだけそんな気もしなくは無い
その後もピロートークを楽しんだ。
聞かないけどきっと零はこの後も仕事がある筈だから
シャワーとかの時間を掛けさせるわけにもいかない。
時刻は丁度22時。
沖矢さんには…お昼ねしちゃったって設定でいいかな…
まだスマホを確認していないから分からないけど
何だか少し怖い… 怒られそうな気がして。
でもそれって心配で起こられるって事だよね?
そう考えると、正直少し嬉しいと思ってる自分が居たり…
お互い洋服を着終えて、二人でバルコニーに出て夜景を見ながら私は煙草を吸わせて貰って…