~Diabolik LOVERS~Eternal love.
第5章 濃密な tea time
ドキッ……
その姿に不覚にも心臓が脈を打つ。
それと同時に顔が熱くなるのを感じた。
「……どうしました?顔が赤いようですが…」
「い、いえっ、なんでもないですっ‼︎」
私は気持ちを紛らわすために、もう一度ローズティーを口に含んだ。
「落ち着きましたか?」
「はい」
ローズティーにおかげで前より体調が良くなった。気分も悪くない。
でも…なんでだろう?
体が重く感じる。
手足が痺れたみたいな……
思うように身体を動かすことができない。