~Diabolik LOVERS~Eternal love.
第5章 濃密な tea time
「はぁ……貴方、ここ最近ろくに食事を召し上がっていらっしゃらないでしょう。私が気づいてないとでも?」
うっ……。
レイジさんの言うとおりだ。
確かに私はあまり食事をとっていない。
口に合わないわけじゃない。
むしろ、すごく美味しいと思う。
だけど、体調が悪いときが多いせいか、なかなか食事をとることができない。
「すみません……」
もう一度、謝罪の言葉を口にした。
レイジさんからは、2度目の深い溜め息が返ってくる。
食事がとれないことに苦痛は感じない。
慣れたというか、何と言うか……
まぁ、お腹は減るんだけどね……。