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アイドル系大王様に惚れられました。

第5章 本当の気持ち


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「んで、次会うのいつよ?」


次の日、部活終わり、理沙との帰り道にて一歩進んだことを報告し、この質問が出た


「んー、一応予定では、夏祭りの日かな〜?」


「え、浴衣着る??」


「いやー、その日私の親、旅行に行くらしくて、着付けしてくれる人いないんだよね、、」


「あ!ちょっと待って!」


ハッ!と何かを思い出した理沙が誰かに電話をし出す


「え、、理沙、?」


「あ、もしもし?葉月?」


電話の相手は葉月のようだ


「葉月、着付けできるって言ってなかったっけ?」


「え??」


「なんかがさ〜、、」


と話しだし、結局理沙と葉月も、当日一緒に3人で葉月の家で着付けをすることになった



「よし、これで私も彼氏見つけるぞ〜!」


「私よりやる気満々の人がいる、、」



・・・



数日経った、夏祭りの当日



徹くんとは会えない日も連絡取り合ったり、何かある時は電話したりしていた



(なんか変に1週間くらいあいたから、ちょっと緊張というか、変な感じ〜)



ピンポーン


荷物を持って、葉月の家にきた私はインターホンを押した

すると、中から「はーい」と葉月の声が聞こえて、ドアが開く



「いらっしゃーい!」


「葉月〜!お邪魔します〜!」


「どうぞどうぞ〜」


「あ、葉月ママこんにちは!お邪魔しますっ」


「ちゃん、いらっしゃい」


葉月ママにも挨拶をして、葉月の部屋へと上がる



「いつ見ても葉月ママ、かわいいね〜」


「えー、ママに言ったらめっちゃ喜ぶよ〜」


「理沙は??」


「まだ来てないよ〜


、イメージの髪型とかあるー?」


「あ、見つけてきたよ〜」


葉月の部屋に入り、自分の荷物を下ろして、いいなーと思った髪型の候補を何個か葉月に見せる


「あ、これいいね〜」


「そんで浴衣がこんな感じなんだけど、、」


持ってきた浴衣を出して、葉月に見せると


「うんうん、ちゃんぽくて素敵っ」


となんと可愛い笑顔、、


(これで彼氏いないって言うんだから、

不思議な話だ〜、、)


しばらく他愛もない話をしていると、理沙もきて3人で、楽しい着付け会が始まった



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