• テキストサイズ

イケメン戦国 書き散らかした妄想

第33章 歪んだ愛で抱かれる 後編 【三成】R18/ヤンデレ


口づけながら律動を続け、硬くしこった胸の先を指でクリクリと転がしていると、彼女は両手を彼の首の後ろに回してしがみついてくる。

やがて奥の奥まで責められ続けた名無しは、憚りもなくはしたない嬌声を上げて、ビクンビクンと身体を震わせながら絶頂を迎えた。

縛られたままの両手が滑り落ち、頭の上へと投げ出される。

名無しはしばらく虚ろな目で荒い息を吐き、高みの余韻に浸っていた。

弛緩した裸身は細かく痙攣し続けている。

そんな哀れな姿を見つめながら、

「まだ私は達ってません。すみませんが、もうしばらくつきあってもらいます」

三成は無慈悲に言い放ち、腰を一度引いてから勢いをつけて再び深く突いた。

「ううっ!!…」

意識朦朧としている名無しの腰を掴み、強く打ちつけ続ける。

「ああ…気持ちいい…」

愛する名無しを思うがままに蹂躙する。

狂いそうなほどの快感と興奮は、三成のこれまでの葛藤や苦しみへの充分すぎる報酬だった。

この世に生まれ落ちて良かった、

愛を知ることができて良かったと心底思える極上の瞬間。

「名無し様…愛してる…愛してる…愛してる…」

うわ言のように三成は呟く。

ぶつかり合う結合部から立つ淫靡な音、

ときおり漏れる名無しの弱々しい呻き声が部屋に響く。

やがて三成は絶頂を迎えた。

いきおいよく飛ばした白い液が彼女の肌を穢すのを見ていると、胸の内が満たされていく。

「ああ…」

それはなみなみと盃に注がれた勝どきの美酒のようで…

三成は彼女を陥落させた勝利の感動に酔いしれた。










/ 353ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp