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鍵穴(トリガー)の先

第4章 あの日の君はもういない


ヒュ「待てさくらんぼ。もう一回だ」

『す、すごい対戦したがる。負けず嫌いなのかな…』

その後何度か対戦をしていたが勝ち越せるほどの成果は誰も出なかった

修「A級になるには道が遠いな…」

千佳「遠征に行くにはA級にならなくてもよくなったから、今はそれでもいいんじゃないかな」

「え、そうなんですか」

修「ああ、千佳のトリオンを遠征艇に貸し出すことを条件にB級からもいくつかの隊員が遠征に行けるようになったんだ」

千佳「チームで行く条件はB級二位以内に入ることだって城戸指令に言われました。だから私たち今はできるだけ一試合で多く点数を取ることを目標にしているんです」

「ボーダーにも変化の流れが来てるんだ…」

桐江「はいはい、もう今日はその辺にしときなさい。そろそろご飯の時間にもなるんだから」

栞「よし、今日はさくらんぼちゃんもいるしご馳走でも作ろうか」

「そんなことのために…せめて手伝わせてください」













「いただきます」


ゆり「おかえり、さくらんぼちゃん。見ない間にすごく美人になったわね」

「ふふ、みんなでご飯は久しぶりです」

栞「ニューヨークではどんな感じだったの?」

「ホームステイ先のご家族はとても温厚だったんですけれど、みんな普段は朝早くから仕事に行かれる方が多かったのでその日に顔を初めてあわせるのはなんだかんだディナーの時間になってしまってましたね…けどかなり刺激的でした。日本とは違って残業とかなくて、娯楽の時間が保証されているみたいで仕事やつれしている人は見ませんでしたし。」

京介「修にも見習ってほしいもんだな」

修「(ギクッ)…」

「ふう…けど日本食が恋しかったのは事実かも…
あ…これ…」

桐江「あ、覚えてる?あんたがまだ赤ちゃんだった頃ここに初めて来たとき一緒に食べたのが湯豆腐だったわよね」

ゆり「あー懐かしいわねーさくらんぼちゃんモテモテだったっけ。私が18歳ぐらいの時だったかしら。小南ちゃん妹ができたみたいでよほど嬉しかったのかしばらくさくらんぼちゃんのこと離さなかったわよね」

桐江「ブっ、なんでそんなこと覚えてんのゆりさん!///」

「あははは!『やっぱり顔見知りの人がいると話しやすいな…』」

遊真「…」

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