第3章 再会
「明日、起きたら仲間を紹介する。明日の朝に全員集合してるはずだ。俺が今まで1番大切に思ってた奴らだ。」
「え?今は思ってないの?」
「今は1番大切なのはシズだ。アイツらも大切だがな。」
お仲間さんには悪いとは思うけど、そう言ってくれるのは嬉しい。いつまでもあなたの1番で居させて欲しい。
ま、こんな事言わないけどね。
「疲れただろ。今日はもう寝るぞ。おやすみ、また明日。」
「うん、おやすみなさい。また明日。」
また明日。
これが言えるなんて考えもしなかった。
これがどうか夢でありませんように。
そしてこの“また明日”がいつまでも言えますように。