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白い彼

第4章 そして仲間へ


「その子も知らないのにいきなりすぎませんか!?」

「別に良いだろう。なんならお前らより戦闘は出来るぞ。」

『え、嘘〜!!』

ものすごくびっくりした表情でこっちを見てきた。
まぁ確かに?身長も低いし、体も細身だから戦えるとは見えないだろうけど、バスローブの下は一応腹筋出来てるんだぞ!

そう思ってはいるものの口には出せず、ローの後ろに隠れてしまった。

「おい、シズが怖がってるだろうが。」

『ひっ』

いや、あなたのが怖いです。

「もう紹介は終わっただろ。ベポ、出航準備は?」

「アイアイ!もう出航準備完了してるよ!!」

「そうか。あと行くのはミニオン島だ。俺の用事に付き合わせて悪いと思うがそこに行けばもうグラインドラインに行く。出航するぞ!!」

『アイアイキャプテン!!』

そういって3人は準備をしに行った。

「ミニオン島になんで行くの?」

「俺の始まりの場所だからだ。行ったら説明する。」

そう言うローの顔は曇っていて、とても悔しそうで後悔の目をしていた。

「シズ、中に入るぞ。潜水するから。」

そう言われて手を握って扉に向かう。
そうして島から出る。

「ま、さっき言った通りだ。これからよろしくな、シズ。お前を一生愛すと誓う。」

ローが耳を真っ赤にしてそう言ってくれてる。
なんだか結婚式みたいだ。

「はい、私も一生愛します。」

ここからはハート海賊団として過ごしていく私の物語。
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