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花虎の尾/[DC]松田陣平

第5章 喧嘩




思わず、降谷さんが天パの彼目掛けていく拳を
手のひらで止め、そのまま下に押すと
変な力が加わり降谷くんは体制をガクッと崩す



「な、、なに…、してるの…」

思わず飛び出た身体で喧嘩を止めたせいで
上手く呼吸出来ずにいる


天パの彼は何が起こったか分からず
バッとこっちを向き、
降谷くんも体制崩しながらも建て直し
ふらふらと驚きながらもこっちを見る

降「…っ!なんで、さんが…」

しばらく殴りあっていたんだろうか…、
2人の頬はアザができ、口は切れてる…
息切らしながら2人は今にも倒れそう。、


「なんでって…、それはたまたまだけど…、」


むしろ何してるかはこっちが聞きたいくらいだ。
そんな表情が顔に出ていたのだろうか、
はぐらかす様に降谷くんがニッコリと笑って

降「そういえばさん、絆創膏って持ってます?」


「へ、部屋になら…」


医務室があるとはいえいつ何時なにがあるか分からないと
お母さんに持たされた薬箱があるのを思い出した。

それを聞き降谷くんが天パの彼を見て


降「君はさんに絆創膏貰え、
僕は部屋にあるが数は少ないからあげる程は無いんだ」


?「は!?」


天パの彼は焦りだしたが


降「君は話さないといけないことがあるだろう」

と言うと何も言い返せなくなっていた…。


分かったかと念を彼に押して
ゆっくりした歩き方で私と彼をおいてその場を去った…
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