第5章 喧嘩
誰かは分からないけど
殴り合いしている姿だけ見えて
急いで外に通じる扉を探す…。
扉を出て大きな桜の木まで全力で走るが、
スリッパで来た為上手く走れず余計に息が上がる
もう少しという所で歩みを止め
もし自分が巻き込まれた時ように息を整える。
そうすると話し声が聞こえ
息を整えつつ耳を傾けた…
降「僕の何が気に食わないか知らないが」
降谷くん!?思わず聞き覚えのある声で
影から思わず見ると
2人ともボロボロになりながらゼェゼェと間合いを取っていた…
降「僕は絶対に警察官にならなきゃいけないんだ。
邪魔しないでくれ!」
?「そうそれよ!
ボクちゃん警察大好きっていう
その根性が気に食わねぇんだよ!」
もう1人が天パの彼と知ってため息が出る…、
あの人はどんなけ人に絡めば気が済むんだろうと思いながら
止めに入ろうと走る…
が2人は気付きそうにない
降「何を、バカな…
君も警察官になるために…」
降谷さんが振りかざしてる…、
そう思った時には頭より身体が動いて
どう止めるかなんで考えずに走り出した…
降「入っただろうに!!!!!」
ガッ