• テキストサイズ

花虎の尾/[DC]松田陣平

第5章 喧嘩



部屋に戻ってきて入浴や、明日の準備を済ませると

まだ20時前だというのに眠気が襲ってくる。


「ふぁぁあ…。今寝たらヤバい時間になっちゃう…」


明日から本格的な運動や授業が始まる…。
今寝たら変な時間に起きて次の日に支障きたす…



なんて考えながら…



瞼は重くゆっくり…落ちていく…








ーーー





バッー、

気がついて起きると消灯後なのか部屋の外にも人の気配は
居らずしんっと静まり返っている…




寝てしまった…と後悔しながらも
携帯で時間を確認すると
1:30…
まだ全然寝れるじゃんと思いながらも
1度覚めた目は中々眠くならない。



仕方ない…。

少し風に当たってくるか…
とまだ夜は肌寒いので軽く上着を羽織
部屋の外に出た。



廊下は暗いが月明かりで自然と怖くはなかった
ペタペタと歩みを進めていくと…



パッと窓の外を見ると
満開の桜が見え、夜桜の美しさに心洗われた…。





ふと目線を下に下げる…



…。桜の下に誰かいる…?








バチンッドンッ



え?殴り合い?
/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp