第2章 夢
?「僕は降谷と申します。
ちなみに見る限り貴方と彼女は付き合ってるようにも見えませんし、僕は浮気相手でもなくただの通行人です」
すごく涼しい顔しながらいや、少し微笑んでいるのか
余裕な態度をみせている
見る限り同じぐらいの年齢に見えるのに
なんでこんなに余裕なんだろうと
助けられて少し考える余裕が出てきた頃に…
?「あ!お巡りさん!こっちこっち!!」
通りの向こうからお巡りさん2人と背の高い男性が
こっちに向かってくる…
降「遅かったな、景」
咄嗟に降谷さんと景と呼ばれた男性が仲間だとしり
先程の降谷さんの余裕の態度の理由が分かった気がした
ーーー
お巡りさんが来て彼を取り押さえてくれた
彼は暴れ回りながら私をずっと
また迎えに行くからと叫び続けていた…
その声に震えながらも両隣に助けてくれた2人を感じ
今日助けられた事に安堵する…
また事情を聞きに行きますとお巡りさんに連絡先を伝え
お巡りさんは去っていった…。
「本当にありがとうございました…
なんとお礼を…」
と深々と土下座する勢いで頭を下げる私に
困惑しだす2人
降「いえ。大丈夫ですよ。
実は…
貴女を大学で見かけた事がありまして…。
ナイフチラつかせている男性に連れていかれてるの見えたので身体が先に動きました」
景「ほんとに、急に走り出した時はどうしたかと思ったよ…。でも、無事で良かった…」
2人とも笑顔で送りますと家まで送ってくれた。