• テキストサイズ

甘えたがりの恋(仮)

第13章 光と影




ガトリンの背中から武器が出てくる。


「背中から武器が.....」


「レイジさんのフルアームズみたい。」


「なるほど......こいつはよく斬れそうだ。」


唖然とする4人をよそに更に背中からトリガーを取り出すとガトリンは失った左腕に近づける。

すると失ったはずの腕から大砲が姿を現したのだった。


「ありゃあ......手まで生えちゃったよ。風間さん 」


「次からは脚を狙う。」


「悪いがあんまりお喋りもしてられんのでな。」


─────【戦闘開始だ】


その声と共にガトリンは背中の武器を地面に刺すとハンガーを狙って突然大砲をぶっぱなした。


「!!ハンガー!!」


しかし、風間の声を聞いた村上が即座に動くとレイガストで防御するが、威力が強すぎるのかレイガストの防御を貫通して壁に当たる。

焦げる音がして、視線を向けると熱を浴びて溶けた壁があった。


「......!!」


「【あぶねーいきなり終わるところだった。】」


「【鋼さんナイスカバー !】」


防御で片腕が無くなった村上を襲おうとしたトリオン兵を太刀川と小南が斬り捨てる。

そんな中、風間はカメレオンを発動させ再び姿を消した。


『星月華。』


ゆるの周りを星のような弾が浮く。

すると姿を消したはずの風間が姿を表して防御に転じる。


「(姿を表した。という事は消えたままでは武器を使えないということか?)」


考察するラタの下でガトリンは大鎌を降って小南と太刀川に攻撃を加えようとする。

避けられると小南がメテオラを展開させた。


/ 83ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp