• テキストサイズ

甘えたがりの恋(仮)

第2章 灰色の朝




そして、ご飯を食べて二人で本部へ向かう。


『新くんは個人ランク戦?』


「うん。ゆるは?送るよ。」


『んー大丈夫。三輪隊のとこに寄ってくから。たぶん陽介とそっちに行くと思う。』


「了解。じゃあ、一緒に帰ろうか。」


『ん、分かった。
 じゃあ、私こっちだから。頑張って。』


「ん。」


新くんと別れて三輪隊の隊室に向かう。








「あーいたいた。ゆる~!」


この顔は………。


『悠一。私は何も引き受けないよ。』


「まだ何も言ってないけど、頼みたいことがあるのは正解。」


同い年の迅悠一はS級で黒トリガーの風刃の使い手だ。あと、少しめんどい奴だ。


『引き受けません。そういうのは准に頼んで。』


「いや。嵐山はもう参加する。俺のサイドエフェクトがそう言っている。」


『……どーいうこと』


「いやー。今うちで黒トリガーのネイバーを保護してるんだけど、そいつのことで3日後に帰ってくる遠征部隊とやりあうわけ。」


『……で、どうしてほしいの。』


「助けてください。援護お願いします。太刀川と風間さんと当真とかの8人を一人ではつらいです。」


『……准がいる。』


「そう言わずに!!」


『……報酬は…?』


「スイーツ食べ放題連れて行ってあげます」


『のった』


「即答かーい。まぁいいや。ゆるがいるだけで戦況変わるしね。じゃあ3日後よろしくねー。」












まんまと流れに乗せられた……

よくよく考えたら黒トリガーのネイバーって……

しかも遠征部隊と戦うのかぁ

まぁ、准がいるならなんとかなるか。

一応悠一も強いし。

大丈夫。大丈夫。
















/ 83ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp