第5章 罰ゲーム………?茶化すな!
そして時はやってきた…………。
夜。
お風呂というミッションが…………。
部屋のシャワーが壊れていた(正確に言うとお水は出るけどお湯が出ない。まぁ、実質壊れているよね!)ので近くのお風呂へと向かった私は…………運悪くお風呂へと入ろうとしていた凪くんとバッタリ鉢合わせしてしまう…………。向こうは下にタオル巻いていたけどそんな私は裸という……………。裸を見られて女とバレてしまうというドジをしてしまう。
あ〜お嫁に行けない!!相手いないけど!残念ながら!
しかも、凪くんのタオルを取りに行っていた御影くんにも女ってバレてしまったし、このまま追放か!?ってなったのだけど2人とも秘密にしてくれるという事になったのだ……(凪くんが事故だけども裸を見てしまって悪いと思ったからという理由で)
そんなラッキースケベみたいな展開は望んでない……………
先が不安だ………
凪くんと御影くんが見張っててくれるという事で私は少しだけどゆっくり入浴する事ができた
『ふー………』
「ゆっくり入れたか?」
『サンキューな御影くん』
「実音の顔見てるとわかる…気持ちよさそう…」
『気ィ張らなくてすむからな………っていってもまったく張ってないワケじゃねえけど』
こうして2人と別れてある人の所へ向かう実音。
呼び出された……千切くんに…………
何か用かな?
「おーきたきた」
『何か用か?』
「よっ、と……」
実音は椅子に座らされた。目の前には鏡。
『えっーとそのー…………』
「お風呂上がりだからか髪の毛サラサラなんだよなー」
そんな事をぼやきながら実音の髪の毛を触る千切。
『な、何をする気デスカ………』
「ん?ちょっと髪の毛いじるだけ」
『!?俺、男だよ……………』
本当は女だけど!
「うん、知ってる」
よかったバレてない!
でも千切くんを見ていると見た目から何もかも私よりも女子力高くね!?と思ってしまう………私よりも女子って間違われているよ………絶対…………