第29章 不足って事!?
自分の部屋の扉の前にいたのは………
『凪くん…………』
「見つけた………ずっと探していたんだよ…………潔達から聞いたけど色々あったみたいだね?すべて吐き出してもらうよ………」
『ハ、ハイ………とりあえず部屋に入りましょうか………………』
「そうだね」
私は凪くんに玲王くん以外にも女ってバレていたのが他にもいた事、さっきまで倉庫に閉じ込められていた事、その他もろもろと話した…………
「ほんっっとドジだよね実音って。俺が隣にいてあげなきゃダメじゃん」
『すいませんでしたー!』
「まぁ、いいよ。話してくれたなら。これから隠し事ナシね」
『ハ、ハーイ…………』
「本当に実音不足…………」
凪は実音を抱きしめた。実音も抱きしめ返す。
「初めて、実音が抱きしめ返してくれた。嬉しいな」
『う、うん…………あとね、えっとね…………凪くんの事が好きだよ……………大好き…………』
「本当に……?」
『本当だよ!今更嘘付く必要ないし……………いつも頭の中で凪くんの事考えてしまうし………』
「また可愛い事言って……とりあえず両想いって事でいい?」
『うん…………』
実音は自分から凪にキスをする。
『あれれ〜?顔が赤いぞ〜??凪く〜ん??』
「あーもー」
『んっ、…………あ……………ひゃ…………なぎ………く………ん……ふっ………』
「舌、入れて倍返しだよ」
『ば………かぁ……』
「んじゃあ、もっとしよっか」
『な、んで…………ん……………』
なんやかんやで両想いになった2人でした。