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Secretセンセーション!【ブルーロック】

第3章 出会い


やってきてしまった…………

ブルーロックに……………


実音は1人自室でベッドに寝転がりながら天井を見てボッーとしていた。


本当に連れてこられてしまった…


お風呂に入り、髪を乾かしたので眠ろうとして、うとうと、と…………

『Zzz…』


そして朝になった。

『現実か…』

実音はほっぺをバシッと叩く。


切り替え…切り替え…

…………

やっぱり無理!!

いや、できる!!






……………………と、いうのをここに来て1週間繰り返していたのです


なんだかんだで1週間が経ちました

今の所バレてはいません

現実味がないな


部屋から出て食堂に行こうとして廊下を歩いていたら、

「実音、おはよー」

『い、潔くん!?おはよー』

「ここには慣れたか?ってこんな雰囲気に慣れちゃいけない気もするけど…」

『た、たしかに。でも、そのうち雰囲気的に慣れていくんじゃねーの?』

「でもそれも嫌な気がする」

『だよなー』


廊下でお話してるのは潔世一くん。実はここに来て2日目の時に…


『へぶしっ』

「(何か変な音が…)」

『何か緊張でおでこぶつけて尻もちついてしまったぜ…いてて…』

「おーい大丈夫か?って、ん?たしかお前は………例の………」

『一応大丈夫。そうです例のここに連れてこられた練習相手は俺の事です…』

「それはよかった。変な音?声?がすると思ったら壁にぶつかったのか…」

『そうだよ……なんか慣れねー所で緊張しちまったかな…………。これまで普通に楽しいサッカーライフ送ってきたからな色々と突然すぎてな…』

「わかる…それな…ほら、立てるか?」

『おう、ありがとな。わざわざ手を貸してくれて』

潔は実音に手を差し伸べた。

「よっ…と」

『あははドジだなー俺』

そんな事を言いながら潔に手を貸してもらい立ち上がる。

「誰でもドジする事はあるぞ?多分気にしないのが1番だと思う」

『そうだな』


と、まぁ、そんな感じで助けられたワケです

今思えば…男の子の手を普通に握ってしまったよね!?

バレて、ないよね?

あーやっぱり男女の手の大きさって違いすぎる!当たり前だけど!


「今日も納豆…当たり前か…」

当の本人はまったく気付いておりませんでした…
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