第13章 過去。恋愛しないって決めているから
このままじゃダメ…………!
体も精神も酷使した。でも、ダメだった………。
中学最後の試合。
私はいつの間にか………試合中………倒れていた。
ボールをパスしようとしたらいつの間にか………みたいな………
やっぱり無理しすぎたんだな。
あー負けても最後ぐらい負けるまで試合に出たかった予選敗退だし…………
これを機に未練ありまくりなので女子サッカーの強い高校に入学。そこからは酷使はあまりしてない。レギュラーに入れるようにはもちろん頑張っている
精神的に酷使するのはもうやだ追い込みたくない。緊張感もないんだよね…………なぜか試合直前になると自分でもわからないけどぽわぽわしてくる。気持ちが
中学最後の試合前にこんな事があった。他の部活の男子だったけどなんと告白してきた男子がいたのだ。もちろん断ったけど。中には女の子として見てくれる人がいるって
実はあれはのちに知ったのだがただの男子の悪ふざけの罰ゲームで私はからかわれていただけだった
あれで精神的に乱されたのかもしれない
これが原因だな…………
これから私の事を1人の”女の子“として見てくれる男の子が現れたらどうしたらいいの?
そんな気持ちには残念ながら反応できないかもしれない
恋愛なんてしたくないし、それだから少女漫画みたいな展開なんて望んでないんだよ。読むのはまあ面白いから別だけど
男の子を恋愛的な意味で好きになるなんて………初恋まだだったりするし
高校に入っても男子からなるべく女扱いされないようにガサツな言動をとったり、そのせい(?)か一部女子のファンができてバレンタインにはチョコ数個もらったりした(友チョコ除く)
あと、女扱いされるのはあれだけど男と間違われるのが嫌で髪の毛は長いだけなんですよまだ長いと間違えられる事ないし
「ぽけーとしとるけど、さっきから………生きてはる?」
『生きてるぞ!』
女とバレてはいけない(2人にはバレてる)けど、男扱いされるブルーロックはある意味楽かもしれない。バレちゃいけないといつもビクビクはしているけど
もしも
1人の大切な“女の子”として見てくれる人が現れたとしても
私は…………………………
恋愛しないって決めているから
ある誰か特定の人を好きになるって事を