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Secretセンセーション!【ブルーロック】

第10章 実行


「よくできましたー…………って、凪!?」

「玲王と実音近すぎ。離れてよ」

凪は密着していた玲王と実音を引き剥がす。凪は表情こそ変わらないが、不機嫌漂うオーラを出していた。

「実音は玲王が女子って知っているからっていって無防備すぎ。あと、玲王はこんな事実音にするって何が目的なの?…………ねぇ?」

「凪めっちゃこえー……………。お前自分の事少しは気付いてないの?」

「?え?」

「マジで…………ここまでして………鈍感………」

『凪くんどうしたの??いや、用事済んだなら俺もう行くぞ?他の奴らにも呼ばれているし…………』

と、実音は去って行く。


み、いや、玲王くんは何がしたかったの??あと、凪くんさっきちょっと怒っていた?まぁ、いいやお肌の調子悪くなりかけているからに二子くんにニキビケアの借りて、この後千切くんに美容の事聞いてこよー。ここ私よりもみんな女子力高いわー。最近の男子すごいわー。私はみんなが最底辺の伍号棟って思ってて戦っている事は知っている。(練習相手でどうしても知っておかなきゃいけない情報だし、もちろん絵心さんから言ってはいけないと口止めされている。)他の棟でブルーロックの中で1番仲良しな女の子みたいで中性的な"あの子"も女子力高いしなぁー。かわいいし。最近の男子どうしたよ!?


『♪ー♪ー』

スキップしながら実音は目的の場所へと向かうのだった。




「千切、さっき実音がスキップしている所見たけど…………」

「國神。もう少し後に約束しているけど俺にスキンケアの事聞きたいんだって」

「ふーん。俺はよくわからねぇけどな」








「今度実音にあんな事したら玲王でも許さないからね」

「……………………」


抱きしめてみてやっぱり女子なんだなぁ…………って。体つきとか………あ、下の名前で呼ばれたかったのはちょっと本心だったり…………ごにょごにょ…………


「?玲王顔赤くない?大丈夫?」

「大丈夫だけど…………ほんっと凪も実音も鈍すぎんだろ…………世話焼ける………」

「大丈夫以外の声が小さくて聞こえない。何て言ったの?」

「なんでもねぇよ!!」
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