第5章 罰ゲーム………?茶化すな!
「あ、れ……………」
本能的に体が勝手に動いていたのだろうか、凪は実音のおでこにキスをしていた。
「よくわからないけどまぁ、いいか………………。考えるのもめんどうだし………………Zzz…………………」
『Zzz…………………』
朝。
「おーい凪起きろー他の奴ら食堂に行ったぞ。仕方ない………」
玲王は凪の布団をバッと、どける。
「!?!?実音!?なんでこの2人一緒に寝ているんだ………………なんか2人共幸せそうに寝ているから起こしにくい…………でも、こんな所他の奴ら見られたらどう説明しろと……………起きろ!!!」
「んーー……………玲王…………おはよ…………」
『Zzz……………………………ん………………ここ、は?あ、凪くん!?夜、急に布団に引きずりこまないでくれよ!』
「実音のお陰で安眠だった…………」
『それはどうも…………』
「早く用意しろよ…………そこの2人…………」
この先さらに波乱が巻き起ころうとしていた…………
それは想定外の方向へと……………