第3章 事件
12番隊の管轄内にて戦闘が行われていた
「んや喜助!!遅いわこのドアホ!!」
「ドアホって…それより、どうっすか」
「どうもこうもないわ!みればわかるやろ大虚がポンポン湧いとんねん!!」
虚をぶっ飛ばすひよ里が叫ぶ
「リリカ」
『はいなー!』
喜助の真似をしながら空中に手を入れ機械を取り出すリリカ
「とりあえず、穴は塞いじゃいましょ、」
ひよ里や他の援軍が虚と戦っている間に喜助は穴を塞ぐ
「さて、後は虚潰しますかね〜リリカ離れないで」
『はぁい』
慣れたように喜助の肩に座るリリカ
「紅姫___」
一瞬で塵となった虚
「最初っからあんたがやればええやろ!!」
「アイタァ!!だぁーってひよ里サンこの機械動かせないでしょう?」
ごフッっと鳩尾を殴られた喜助
「じゃかあしい!!」
「理不尽!!」
「さぁ、次ッスよ、」
リリカが空間に機械をしまう
「まてや喜助。」
「おや平子サン」
目の前に瞬歩で現れた平子
「瀞霊廷内に穴が出現したわ、塞いでくれ」
「瀞霊廷内に…そりゃまた、」
普通は、精霊壁があり越えられないが
瀞霊廷内の中から穴を使って侵入してしまえば関係ない。
つまりは一大事だ
「仕方ない、ひよ里サン行きますよ」
「んなこと分かっとるわ!!」