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愛され_幼女死神

第3章 事件





「ったく!次から次へとキリないやんけ!!はよ塞げや喜助のやつ!!」

喜助の方を見ると男と戦闘しているようで

「んやねんひよ里おもりかいな」

「あ”ぁ”?」

「ガラ悪っ、助けに来てやったやんけ」


「いらんわんなもん!!」

いきなり背後に現れた平子に容赦なく刀を振るうひよ里


『はげ…?』

パチッと目を開けたリリカが平子をみて呟いた
「ぶふっハゲ言われとるでハゲ真子」

「ひよ里のせいやろ!!」

「あれ、平子サン?」


戦闘が終わった喜助が平子に近寄る

その片手には

「げっ!なんつーもん持っとんねん。」


「いやぁこれもサンプルなんでぇ、仕方ないんスよ」

羽織と刀と恐らく首が風呂敷に包まれていた。

「はい、ひよ里サンこれ涅サンのとこに持って行ってくれます?」

「んやねんウチはあんたのパシリちゃうぞ!!」


「頼れるのひよ里サンぐらいなんですって」

「ったく、しゃーないなぁ!!!」

バシッと風呂敷を受け取りリリカを下ろすと瞬歩でその場を去った


「さて、穴も埋めましたし次ッスね」

「ったく面倒いわ。サボったろうかな」

「あとで総隊長にドヤされますよ?」



『ねぇ、きしゅけ!あれ!』

リリカが何かを見つけて指を指すと

上空に大きな穴が


「げっ、」
嫌そうに顔を歪める平子

そこから大虚や虚が大量に湧き出ている



「…何かいますね」

その中央には青い羽織を着た旅禍が5人


「あいつらかいな、この霊圧…」

「相当な手練っスね。行きましょう」
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