第2章 焼肉と欲望 *後半 微Rあり*
「・・・お前、身体は大丈夫かよ。」
カラダ、ダイジョウブカヨ、、、?
意味深なセリフにサーッと血の気が引いていく。
『え、、、やっぱりうちらシたの、、?』
「はぁ⁇⁇しねーよ。誰がお前に発情するか…。」
そう言うと五条はプイッとそっぽを向くようにして背中を向けた。
シテなくてホッとするも、もう少し言い方ってもんがあるだろうと少しムッとしていると、
「そーじゃなくて、頭イテーとか身体怠いとか、何もねーの?」
背中を向けたまま五条が呟いた。
『・・・頭がボーっとしてるぐらいであとは元気だけど?』
「そっか。なら良かった。」
少し様子がおかしい五条に首を傾けた。
『ねぇ五条、昨日の夜なんだけど、、、』
途中まで言いかけた時、突然部屋のドアが勢い良く開いた。
「悟っ!さっきの悲鳴が聞こえ、、、』
あ。
傑と目が合い、お互いギョッと目を見開いた。
「・・・・ノックもせずにすまない…」
クルッと踵を返し、部屋を出て行こうとする傑を慌てて引き留めた。
『傑っ!待って待って‼︎違うから!
そーゆうんじゃないからっ‼︎』
ベッドから降りようと床に足を下ろし、立ち上がった瞬間、強烈な立ちくらみが襲った。
あ、、、やば。
ぐらっと身体が後ろへ倒れ、寝ていた五条の上に倒れこんでしまった。
「い"でっ、、、」
「⁈」
ーーーー身体が、、、、おかしい、、、