第2章 焼肉と欲望 *後半 微Rあり*
『んーーーーー。』
随分と長く寝ていた気がする。
ぐーーんと腕を上にを伸ばすと、何かが当たった。
「いでっ、、」
え、、、?いて、、、?
バチッと目を開き、隣を見ると、、、、
『ーーーーーッ‼︎‼︎』
息が止まった。
見間違う筈のない髪の色、憎らしいほど整った顔立ち、、、鍛え上げられた腕に腹筋、、、
、、、、、え??
ふっ、、ふっ、、腹筋ーーー⁈⁈
『ギィーーーヤァァーーーーー‼︎‼︎‼︎』
裸っ‼︎裸だよ⁈
えっ?何⁈そーゆーこと⁈
ガバッと慌てて上半身を起こし、自分の身なりを確認する。
大丈夫!ブラもパンツも履いてるし、制服だって、、、、
『・・・・あれ、、、私、何で制服、、?』
ピタリと動きを止め、昨夜の記憶を辿る。
・・・・・。
寝過ぎたせいなのか、頭がぼーっとしてうまくまわらない…。
『ーーーダメだ、思い出せない!
ちょ、、五条っ!起きてっ‼︎』
ゆさゆさと肩を揺らして五条を起こす。
「・・・・うるせーなぁ。」
『ねぇっ、、これどういう状況なの⁈
思い出せないんだけどーー‼︎
何で私がここで寝てて五条が裸なのよ〜〜‼︎』
バシバシと肩を叩くと、五条は気怠げに瞼を持ち上げた。