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呪術廻戦 〜アナザーストーリー〜

第2章 焼肉と欲望  *後半 微Rあり*



今度は薄く空いた口から舌先を入れ、の舌に絡ませていると、

『・・・んっ、、』
と鼻に抜けるような色っぽい声が漏れた。


それに欲情した俺は、ホールドされていた腕を引き離し、今度は俺がをベッドに組み敷いた。



「あちーな…」


着ていた学ランとシャツを脱ぎ捨て、上半身
だけ裸になると、再びの上に覆い被さる。


静かで薄暗い部屋にベッドが軋む音とシーツが擦れる音がやけに響く。


今度は耳から首筋にかけてキスを落としていくと、頭上から『ふっ、、』と声が漏れた気がして顔を上げた。



するとは目は閉じたままフニャ、と笑い、



『・・・五条には、にく、あげなーい、、、』



ーーー思わず目を見開いた。



「・・・寝言、、、?」


はその後、むにゃむにゃと口を動かすと、また規則正しい寝息を立て始めた。



にく、、、肉?
夢の中でも肉、食ってんのかよ…。


呆れつつも、食い意地の張った寝言のお陰で何とか理性を保つ事が出来た。



「はぁ〜〜〜〜。つーか俺、あのクズ野郎とやってる事同じじゃねーか。」


片手で顔を覆い、の横に仰向けで寝転がった。


ちょっとした悪戯心でキスだけのつもりだったのに、が欲しくて止まらなくなりそうだった。



手を伸ばし、捲れ上がったスカートを元に戻してやると、俺はに背を向けて目を閉じた。



今日は散々な1日だった。



色気も可愛げもないと思ってたに苛立ち、振り回され、欲情し、、、、


ーーーーったく、なんなんだよ。


俺ん中でどんどんコイツの存在が大きくなる。


ちっともタイプじゃねーのに…。



疲れていたせいか、気づけばそのまま深い眠へと落ちていった。



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