第2章 焼肉と欲望 *後半 微Rあり*
「・・・・なら、バレねーうちにさっさと始めよーぜ。」
りょーすけは自身の携帯を出すと、のあられもない姿を撮影し始めた。
「タカ、ブラ外してスカート下ろせ。」
「りょーかい。」
スースーと寝息を立て、起きる気配のないに男は馬乗りになり、ブラに手をかけた。
その時、
バンッ
勢いよく戸が開かれ、長身のサングラスを掛けた白髪の男が入って来た。
「ビンゴ。」
2人は突然の乱入者に、肩をビクッと震わせるが、りょーすけはその男が学ランを着ているのを見て表情を緩めた。
「君〜、勝手に入って来ちゃダメでしょー?
言っとくけど、これは同意の上だから。
間違っても口外すんなよ?
ーーー言ってる意味、わかるよね?」
男子高校生は後ろ手に戸をパタンと閉めると、りょーすけに冷たい視線を向けた。
「俺、頭わりーからよく分かんねー。
だからさ、お兄さん達、頭良さそーだから教えてくんね?」