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月が欠けた日から…

第10章 戦いは期末テストで


期末が終わればその後は残すこと終業式。そして私たちはなんと…。

「浅野。賭けてたよな。買った方がひとつ要求できるって。」

磯貝くんがそう話題を切り出して、今回の賭けについての話を持ち出した。クラスみんなも体育館に集まって。

「要求はさっきメールで送信したけどあれで構わないよな?」

ということで話はこれでまとまり、終業式となった。私も今回はちゃんといるし、カルマも来ている。いつもはグチグチ行ってくるヤジも今日は雰囲気は違うようだった。
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「1人1冊です!」

そして配られた夏休みのしおり、これまた辞書の倍もあるような分厚いしおりが配られた。

「さて、これより夏休みに入るわけですが、みなさんにはメインイベントがありますね!」

そう、賭けで買った勝利品は、夏期講習で沖縄リゾート2泊3日!私たちはこれに目を輝かせていた。

「そして、触手を壊す権利は合宿中に使います!」

磯貝くんは先生の目の前でそう宣言してくれた。そして、殺せんせーは私たちに向けて通知表をもうひとつくれた。先生の言葉で私たちは帰路に着いた。
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