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月が欠けた日から…

第1章 出会いは3年E組で


「ー!はやくいこいこー!」

私たちは教室を出て、ゲーセンのある所へと向かった。

「にしても、、初日からカルマ君たちとサボるとは飛ばしてるねぇー。」

りおからはニマニマと私を見ながらそういった。

「ほんとだよねー!カルマ君と意気投合しちゃってたし!」

「そうそう!5時限の体育の時だって、最初の方は一生懸命やってたのに途中から抜けてカルマくんとサボり出しちゃうんだもん!」

私はチラチラと見てくる4人に頭の中はハテナだらけだった。

「え、別に普段あんな感じだけどなによその目は…?」

「つまりぃー、カルマくんとお似合いだねってことよ!意気投合して相性いいみたいだし、てか、美男美女だしさ!」

「ちょ、りお…!?」

私は顔を赤くしながらリュックを振り回して追いかけた。

「お似合いカップルだー!にげろーっ!」

ふわちゃんも、ひなのも、りおも、かえでまでも私をからかっていながらもゲーセンへ向かった。

その後のことは言うまでもない。放課後ずっとからかわれながら5人で楽しく過ごした。
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