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月が欠けた日から…

第10章 戦いは期末テストで


あともう少しで期末テストがやってくる。今回もよゆーでトップに立てそうだ。

「期末テストかぁー。前回はカルマに負けて2位だったもんなぁ。今回は負けないからね?」

私は昼休みの時に殺せんせーに言われた期末テストのお約束に火が着いた。触手1本破壊権利。やってやろうじゃ、ないの。

「あっ、進藤からだ。」

そんな声が聞こえ、杉野くんの近くに行くと進藤くんから着信があったみたいだ。

「実は今さ、特進Aクラスが会議室に集まって、本気でE組やりに行こうとしてるんだよね。」

そんな声が聞こえた。

「あっ、久しぶりね、進藤くん」

「!?あ、藍奈もそこにいるのか。まぁ、話が早い。事情を説明する。」

進藤くんが言うには5英傑を中心に集まって勉強会を開いているらしい。その事情説明と警告らしかった。

「なるほどねぇ。」

だが今の私たちはそんなことで負けるはずがないと言ったきり電話を切ってしまった。

そして、放課後。

「おーい!茅野、なぎさ、!今度本校舎の図書室で勉強会しないー?俺らにとっちゃプラチナチケットだぜ!」

かえで達は行くようだった。

「はどうする?」

「うちは遠慮しておくかなぁ。図書室より1人の方が勉強しやすいし、あとは頼れる人がいるからね!」

というわけで私は辞退してカルマと一緒に帰路に着いた。
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