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月が欠けた日から…

第33章 未来の話


「え?あ、うん、それで今日官庁訪問で早く帰ってくるの!」

「まじか。あいつだけはあらを探す隙もないな。」

「でも受かったあとが大変なんでしょー?一緒に住んでてカルマくんかなりじゃない?」

私は優月にそういわれたが、私はそんなことないよと言った。

「たしかに、ストレスでつらそうな表情見せる時あるけどそういう時は私が全力で支えてきたし。カルマのことは私がいちばんよく分かってるから。」

そう言うと千葉くんと前原くんは相変わらずという表情をしていた。

「そっかー。官僚ってすごくストレスかかる仕事みたいだから面接や研修で散々いじめ抜かれてストレス耐性を試されるって聞いたけどもいるしカルマくんなら乗り越えそうか!」

「カルマは大丈夫だよ、私がいちばん信じてる。ずっと近くにいたんだもん。」

私は空を見上げてカルマの合格を祈っていた。そしてなんやかんやみんなで手入れを終わらせ夕方頃。

「それじゃ、解散にしますか!また来年よろしく頼むな!」

磯貝くんの締めの挨拶で私も家へ戻ろうとしたその時だった。

"プルルルル"

ん?あ!カルマからだ!私は急いで電話に出た。
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