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月が欠けた日から…

第22章 《番外編》5英傑からの挑戦状~演劇発表会~


「「「演劇発表会ー!?」」」

「俺らこれから受験だって時に!?」

「クラス委員会で浅野に文句は行ったんだけどそしたらこう返されたよ。」

"短期間でセリフや段取りをきっちり覚えこなす訓練。これも椚ヶ丘中の教育方針だ。それにどうせ君たちだ。何とかするんだろ"

ということらしかった…。学秀らしいというかなんというか…。私は少し呆れた。

「言うじゃん、あいつ。」

「渚くん、渚くーん!主役やんなよ主役!」

そういったカルマを見るとなんだか怪しい勧誘をしているような人に見えた。

「カルマってばとことん渚をいじるの好きだよねー笑」

「だっておもしろそうじゃーん!」

とか言ってニヤニヤ笑ってるカルマはどこか楽しそうだった。と、その時だった。

「ちゃんはー?演技力すごく抜群で大好評だったし茅野さんも児童施設で演じた劇、すごい子供にうけてたよ!」

「え?あ、私は…」
「え、自分そんなこと…」

「藍奈は演技上手いからまだしもよ、中学生には通じねぇだろ!幼児体型のやつに感情移入できねぇもんな!なははは!…ぐえっ!」

「うっせぇい!」

寺坂くんかそう言うとカエデが自分の重いバッグを寺坂くん目掛けてぶっ飛ばしていた。
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