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月が欠けた日から…

第19章 進路のこと、これからのこと。


「おい、なぎさくんの母親が謝っていた。火を点けようとしていたそうだな。」

「えぇ、まま、過ぎたことです!」

「それと、彼女が俺に囁いて帰ったんだが…俺のヅラのことは黙っておくってどういうことだ!?」

烏間先生と殺せんせーはなんだか騒がしかったけど。そうして総決算は…。1位は3のE、私たちは3位で終わった。

「さて!これからはテストだぞー。お前ら気抜くなよ〜!」

「前原、お前が言うな!」

文化祭も終わり、次に来たのはこの1年の集大成となりそうだ。私の力の集大成もここでまた見せる時が来たみたいだ。

「さぁて、この1年の集大成です!次はいよいよ学の決戦です。トップを撮る心構えはありますか?藍菜さん、カルマくん。」

「さぁねぇ、馬鹿だから難しいことわかんないやー。」

「私は学秀をぶっ潰しに行く気はあるけどねー?」

殺せんせーの話で不安とやる気に満ちたが、さすがに私もA組がどう出てくるのか分からず少し不安になった。

「そううまくいくかなー?A組の担任が変わったらしいんだ。新しい担任はなんと、浅野理事長だってさ」

殺せんせーにとっても負けられない戦いになるようで…。やっぱりこれは何としても負けられない。
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