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月が欠けた日から…

第19章 進路のこと、これからのこと。


気温の差が激しくなる季節に入ってきた11月。ついにやってきた進路相談。あともう少しで受験というところまでに迫って、将来の夢についても考え出す時期。そして、殺せんせー暗殺まであと4ヶ月。

「夢、か…。」

そう呟き、ボーッと髪を眺めているとイリーナ先生が入ってきた。

「なーに?あのタコ、ほんとに進路相談やってるの?」

「おぉ!イリーナ先生、長袖でもけっこうかわいいじゃーん!」

私たちはイリーナ先生の服に少し意外!というリアクションだった。

「それで?は?進路、どうするの?」

「え?あ、私は家継ごうかなって。だけど、起業したいんだ!親みたいに経営回して自分の好きなことをとことん突き詰めたい。カルマは?」

「ん?俺はねー、官僚、かな。だけど、それだと忙しくてこれからもと一緒にいれる時間すくなるなるし、結婚考えてるから大学でたら早くと結婚したいかも。」

さらりとこれからのことをカルマは言い出し、少しビックリしていたけど現実を見れば、そっか。官僚か。ほんとにかるまはすごいな、なんて考えていた。

「たしかに、それだと大学でたら時間ないかもね。私もできるならそうしたい。大学でたらさっさと会社立ち上げるし、時間ほんとにないかも。」

なんて考えていたけど第1この地球が爆破されないか、そこが問題だった。
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