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月が欠けた日から…

第17章 ビフォーアフター


そうして終わった体育祭の後は後期中間テストが迫ってきていた。だけどそれと同時にクラスの空気がピリピリし始めてきていて…。

「はぁ。3月まであと5ヶ月、ね。」

私はそう呟き、殺せんせーとの強化学習に取り組んだ。二学期は私が言うのもだが、どんどんハードになってきている。今の殺せんせーの分身も暑苦しいくらいだ。

「かるまぁぁ。今日はもう勉強したくなぁい。サボろー?」

私は三限まで集中して中間勉強をしていたがさすがに集中力が持たなかった。

「俺もそう思ってたとこ。いつものとこ、行こうか?」

というわけで、この後の3時間はカルマと一緒にサボり今日はこれにて終了となった。

「最近殺せんせー勉強勉強ってうるさいよねー」

「ほんとだね。あいつどこまで俺らに教えさせる気なんだか。」

私とカルマは呆れながら帰路に着いた。

「だけど烏間先生の体育も最近ハードになって、フリーランニング習得させられてるよねー。」

「だけどはお陰で銃より体使うの上手くなってるじゃーん?」

そう言われ私も認めざるを得なかった。最近愛銃のベレッタに触っていない。帰ったら練習場でまた腕鳴らし、しておこうかな。

「たしかに、そうかも。」

私たちはそんな雑談をしながらお互い家へと帰った。
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