第12章 夏休みの波乱は…
「ってことで、も海で遊ぼー!」
「え、あ、ちょっ!」
私は桃花や陽菜乃、メグに手を引っ張られ浅瀬でバシャバシャとはしゃいでいた。
「こらー!巨乳ー!まてまてー!」
「桃花ってばもー!みんなもやめろ〜!」
そんなこんなはしゃいでいるのが1番アオハルっぽいや!
「やーん、先生も混ぜてー!」
「いいよー!」
私たちは先生の弱みを知っているため、思いっきり水をかけてやった。
「ぎゃー!!!ふやけてしまうじゃないですか!」
「ちぇっ、気づかれたか…」
「先生、もっとぶっ掛けてやろうか?こっちへ来いー!回復した様は容赦ないぞー!」
そうして、遊んだ海もお開きになり、次は殺せんせーの提案で肝試しをすることになった。
「肝試し?」
「それって殺せんせーがやりたいだけでしょ?」
「君たちと違って、先生ずっとからに閉じこもってましたから!せっかくの南の島なのに!」
殺せんせーはこれでもまだかと言うほど、遊び足りないようだった。
「肝試し面白そうじゃーん!」
と前原くん。まぁ、やる分にはアオハルになるし、楽しそう!ということでやることになった。