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記憶が亡くなる前に

第6章 元奴隷の少女と珀鉛病の少年


ローはそんなシオンを不思議に見ていた。
そこへベビー5とバッファローが戻ってくる。

「ロー、今シオンと何話してたの?」

「なんでもねぇ。」

「シオンは?」

「コラソンが燃えてたから鎮火しに行った。」

「ふーん」

ベビー5はローの隣に座った。


コラソンの鎮火しに行ったシオンはコラソンが情けなさそうに笑うのを見て微笑んだ。

(何やってるんだか…)

この人が立派な海兵だなんて誰が信じるんだろう…とすら思った。
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