第2章 はじまり
一夫はまさかの返答に驚いたかカホが先に口を開いかの勢いでカホは一夫に「お父様に拾ってもらって尚且つ成瀬という素敵な苗字までいただきこの屋敷に住まわせてもらっているのですから当然のことです。少しでもお父様の力になれたら、、」と微笑を浮かべた
「カホ、あぁ私はなんていい娘をもらったんだ神に感謝しなければカホがそういうなら、縁談はこのまま進めるぞ!いやーよかった安心した」一夫はカホの返答をきき肩の荷が降りたようで部屋を後にした
部屋に残されたカホは夢の中で出会った少年のことを思い出していたーーー
そう、小麦色の肌にすこし垂れ目気味の青い瞳をもった金髪の少年のことをーーーー
「かれは覚えてるわけないか、、」小さくつぶやいたセリフは高い天井と共にどこかへ消えていった